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中国ビジネスレポート・アジアに吹く熱い風

お客様のビジネスのすぐ近くにいること。それが海外戦略の原点。

 今やファッションアパレルにおけるビジネスは、アジア・ASEAN諸国を広く面で捉える展開が業界の常識となっています。アパレルパーツ専門商社(業界的に言えば「付属屋」)である伊豆義もその流れにしっかりと呼応し、日本国内(本社・東京営業所)と連携を取りながら、中国2拠点(上海・青島)、ベトナム1拠点の海外社3拠点を配置し、お客様ニーズにお応えしています。
 その中心となるのが、中国上海市郊外、平湖市にある上海伊豆義です。
 上海伊豆義は今から約15年前、1998年に独立資本・現地法人としてスタートしました。当時は上海市中心部から高速道路もなく、舗装されていない道路でクルマで約2時間もかかる不便さでした。今は高速道路も整備され1時間程度に…。これも中国社会の発展を示す一例ですが、上海伊豆義もその発展に添うように業容を拡大して現在に至っています。

 さて、上海伊豆義は余裕ある敷地を利用し、平屋形状で社屋・倉庫を配置、約40名のスタッフを擁して事業を行っています。その柱となるのは、日本のファッションアパレルのメーカーや商社の期待に中国現地で応える事業です。すなわち、製品製造に必要なパーツのご提案や日本国内においてお客様と伊豆義の営業スタッフが打ち合わせのみ行い、その仕様決定後、上海伊豆義で仕入先への発注・品質管理・検品などを経て、現地縫製工場へ納入する事業です。
 「言葉で言うのは簡単ですが、ここまでの道のりは平坦ではありませんでした。それは品質は日本基準、コストは中国基準、という難題への挑戦とも言えるものでした」。
 こう語るのは、上海伊豆義で総経理を勤める増井貴です。増井は、日本人の父と中国人の母を両親に持ち、中国ハルピンで19歳まで過ごしています。その両親の影響から「将来は日中の架け橋になれるような仕事をしたい」と20歳前に日本へ。そして、父親の故郷である広島で大学時代を過ごし、卒業時、ちょうど上海への拠点を準備中だった伊豆義と出会って入社を決めた人材です。

上海伊豆義 総経理 増井 貴

上海伊豆義
総経理 増井 貴

上海伊豆義本社倉庫

平湖市の静かな環境に開設された上海伊豆義平湖分公司。

現地採用スタッフ

現地採用のスタッフも若手を中心に育っています。